1. トップページ > 
  2. オフィスリハビリ 特集コンテンツ > 
  3. リハビリ室の開設・器具類

リハビリ室の開設・器具類

病院に設置されている車椅子は患者様の目線で選定されていますか。

このテーマは、介護・障害者用の車椅子を前提に管理職が自院の車椅子を考えた場合という内容で進めていきます。

リハビリ室に車椅子は、1台あれば十分です。用途は患者急変時対応なので、リクライニング型 介助用で良いです。

次に、病棟の車椅子に求められている機能は、どのようなものでしょうか。
搬送・送迎用、一定期間の移動用、ナースステーションで座る用、日常生活用。

「立ちやすく、動きやすく、長時間座っていて辛くない車椅子」。こんな機能にできたら良いですね。
そのためにチェックする箇所は、以下の通りです。

・床から座面までの高さを合わせる
・座幅を体格に合わせる
・アームレストの高さを合わせる
・アームレストの形状が丸みを出すことで、移乗の際にお尻が当たらないようにする
・アームレストが跳ね上げ式
・バックレストの高さを体格に合わせる
・フットレストの長さを足の長さに合わせる
・フットレストがスイングアウトする
・座面がたわまないよう張っている
・車輪にハンドリムが付いている
・ブレーキのロック操作がしやすく、ロックの強度もある
・タイヤの空気圧が管理されている
・乗車する本人が嫌がっていない

こんなに沢山、評価できないという方は研修会へ行くと、できる方法を教えてくれますので是非、参加すると良いと思います。いわゆる、セミモジュラータイプがマッチしてきます。

本題に戻りますが、管理職として車椅子を考えるときには、「自院の車椅子整備へ向けた取り組みを自らが発信していく」という姿勢を持つことが重要だと思いますので、セラピスト同士、医療安全対策委員会、看護部、事務長、病院長など味方を沢山作るためにコミュニケーションが必要です。

組み立てる順番は以下を参考にしてください。

「患者さんの安全(転倒・転落・創傷形成予防) → 働く人の腰痛予防(労働災害予防) → ADLアップの習慣化 → 在宅復帰への誘導 → 訪問リハビリ フォローアップ」

見積書を取りたい、サンプルを短期間使ってみたいけど、付き合いがある業者さんがいないという場合は、資材課へ行き相談すると良いです。また、在宅の福祉用具レンタル販売店の営業の方に来てもらって、話をするのも良いと思います。

最後に車椅子のサイズ及び設置割合は、小:中:大の順で2:6:2の割合を揃え、担当者を決めて、定期的に過不足をヒヤリングしメンテナンスをしましょう。